今週末はダイエットを敢行中である。青木晃の 40歳からの週末リセットダイエット という本を6月ごろに購入して、すでに2度ほどやってみた。今回は3度目のチャレンジである。青木は医師であり、体の新陳代謝や自律神経などダイエットのメカニズムを理論的に述べている。彼の提唱するダイエットは減量だけではなく、胃腸を空にして文字通り体をリセットして自律神経を高め、新陳代謝・免疫力を高めるというものである。確かにやってみると体調がよくなる。
本来なら、「青木先生」とか「青木氏」と述べるべきなのだが、実は彼とは中学高校時代の同期生なのだ。中学1年のときに同じクラスだったことはよく覚えている。卒業以来何年も会わない時期もあったが、久しぶりに会うとやはり「同級生」なのだ。そんなわけで親しみを込めて呼び捨てで書かせてもらう。
さて青木の「週末リセットダイエット」では、土日はヨーグルトしか食べられない。土曜日の朝食から日曜日の昼食まではヨーグルトですごす。これで辛い場合は炭酸ミネラルウォーターや補助ドリンクを摂る。これで体が空腹感・飢餓感を感じて、日曜日の夕食に食べるお粥が美味しく感じられれば成功というわけだ。ヨーグルトは自宅で「カスピ海ヨーグルト」というのがあるのだが、それだけでは飽きるのでスーパーに買出しに行った。
そこで買ってきたのが、写真のもの。上の段の左がワラビー社の「ストロベリーバナナ」、その右はストーンフィールドファーム製の「キーライム」。下の段はすべて「ブラウンカウ」というブランドで、左から「チョコレート」「レモン」「クリーミーコーヒー」である。「チョコレート味ヨーグルト」は実は以前、ダノン製のものを試したことがある。味はまさに「チョコレート味のヨーグルト」であった。多分日本の会社がこういう製品を作っても同じ味がするだろう。ただし、日本では絶対に売れないだろうし、製品化されないだろう。今回買ったのは別の会社のものだが、「チョコレート」も「クリーミーコーヒー」も味の予想はつく。ヨーグルトにイチゴの味をつけるのはふつうのことだ。バナナ味は日本ではめずらしいが、アメリカには結構ある。でもこの2つを組み合わせるというのはあまりない。ストロベリーは「すっぱい」印象があるのか、アメリカではよくほかのフルーツ(ブルーベリー、ピーチなど)と組み合わせることが多い。レモンとかキーライムというのもヨーグルトの味としては日本にはないのではなかろうか。
青木が本の中で推奨するヨーグルトは「固形物の入ってないもの」で、できれば「プロバイオティクス」のもの。固形物はアロエや果肉が入ったもので、日本にはよくあるがアメリカではあまり見かけない。プロバイオティックスは健康増進作用のある乳酸菌というものだそうだ。日本には「明治プロビオヨーグルトLG21」「ネスレLC-1」といった製品があるそうだが、アメリカにはドリンクタイプのDanActive とがあった。あともう1種類見つけたがそれもドリンクタイプであった。
ではアメリカには健康志向のものはドリンクタイプばかりで、食べるのは写真にあるようなドクドクしいものばかりなのか?というと実はそうではない。プレーンタイプのものもちゃんとある。プレーンには文字通り味のないものと、Vanilla(バニラ)のものがある。日本で特にプレーンと書かずに甘い味つけのものはバニラにあたる。プレーンは全く味のついてないもので、そのまま食べられない人は蜂蜜やフルーツを加えて食べる。健康的にはこのプレーンタイプのものがよいのだろうが、これが凝固している場合が多い。まあ、あまり変なものを加えていないと凝固してしまうのかもしれないのだが、蜂蜜を混ぜたりするのには不向きだ。それにはっきり言うと不味い。
まあ、そんなわけでダイエット中はカスピ海のものを中心に、バニラとかドリンクタイプのものがよいのかな。
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