Labor Peace for Hockey

ひきつづいてSan Jose Mercury Newsの記事から。こちらは7月14日の印刷版のトップ記事であった。

ちょっと説明するとNational Hockey League（NHL）はアイスホッケーのリーグで、MLB（野球）、NFL（アメリカンフットボール）、NBL(バスケット）に続く4大スポーツのひとつである。アメリカ本土とカナダに30チームがあって、「西の北」というようにやけに細かくディビジョン分けされている。最終的に16のチームがトーナメント形式のプレイオフに進出するのである。Bay AreaにはSan Jose Sharksというチームがある。これは新興チームで弱かったのだが、2年前のシーズン（2003-2004）では地区優勝し、プレイオフでもベスト4まで進んだ。

ところが昨年のシーズン（2004-2005）はシーズン前から行われていた選手会とオーナーの間の交渉がまとまらず、ストに突入。最終的に交渉が断念されて、1試合もないまま１シーズンがなくなってしまったのだ。

この記事は最終的に合意に至って、2005-2006シーズンは開催されそうだと書いている。それもそうだ。1シーズンのキャンセルは21億ドルの損失になったそうな。結局経営側も選手側も得したものはいなかった。そんなわけで9月からトレーニングキャンプが始まって、10月からシーズンがスタートする。今年は冬のスポーツの楽しみができそうだ。