今日22日はNFLのConference Championship。AFC、NFCそれぞれのチャンピオンが決まって、2月5日のSuperbowl XLの対戦カードが決まる。
まず先に行われたのがAFCのDenver Broncos対Pittsburgh Steelers。これはディフェンスの差が出た。序盤からSteelersが得点を稼ぎ、前半終わった時点で24-3。とにかく、Broncosはパスが投げられない。それだけSteelersのディフェンスが機能しているということだろう。たまにPlummer(BroncosのQB)が投げると、インターセプトされるという最悪パターンにはまった。一方のBroncosのディフェンスは、ランプレイは潰すのだが、パスが防げない。SteelersのQBのRoethlisberger(難しい名前だ!)はランプレイを2回やって(ほとんど距離を稼げない)、3rd downでパスを確実に決める。このパターンを繰り返して得点を重ねていった。後半Denverも盛り返してTDを2つ決めたが、前半の得点差が大きすぎた。SteelersはAFC北地区ではBengalsと並んで11勝5敗。得点差で2位となったが、Wild Cardから勝ちあがってきた。特に前回強敵Coltsを破っているだけあって、勢いがある。
その後行われたSeattle Seahawks対Carolina Panthers。こちらは前の試合で怪我をしたSeahawksのRB、Shawn Alexanderが注目であったが、無事に復帰。何しろ今シーズンのランとTDの記録を作りMVPになった男なので、俄然注目を浴びる。Alexanderがボールを持てば大声援。相手のディフェンスが彼を警戒するあまり、他のプレーヤーへのパスも面白いように決まる。終わってみればすべてのQuarterでTDを挙げたSeahawksが34-14で圧勝した。PanthersはQBのDelhommeのパスがイマイチ。3度もインターセプトされては勝ちようがない。
というわけで、2週間後のSuperbowl はSeattle Seahawks対Pittsburg Steelersという組み合わせとなった。Seahawksは文字通りNFCの横綱で、勝利数も1位。プレーオフではホームゲームのアドバンテージを活かして、勝ち進んだ。一方のSteelersはAFCの中では5位で、プレーオフから強豪を倒してアウェイゲームを勝ち上がった。順当ならSeahawksの方が強いと思うが、Steelersはなかなかしぶとそう。いい試合になりそうだ。
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