2005年の年末のベイエリアは、強い雨と風に見舞われた。San Franciscoの北のNapaなどでは洪水警報が出されるような状態であった。Silicon Valleyでも、洪水こそ起こらないものの、元旦から雨で停電が起きたり、信号がダウンしたりと大変であった。
さて、今日元旦はNFLの最終週。プレイオフ進出の望みがなくなった我がSan Francisco 49ersにとっては2005年シーズンの最終ゲームとなった。
今日は地元San Franciscoで、相手はHouston Texans。Texansは今期2勝13敗で、NFL32チーム中の最下位。49ersは3勝ながら、ここでTexansに負けると同じ3勝でならぶ。得失点などで最下位になる可能性がある。最下位(32位)になると、来年4月のドラフト(ウェーバー方式)で最初に指名ができる。今期のドラフトではUSC(University of South California)のReggie BushというRB(ランニングバック)が超目玉。そのため、このゲームはBush Bowlとも言われていた。
1Q (1st Quarter)。SFの攻撃はまったく駄目。とにかくFirst Downが取れない。その間にHoustonがFGで3点、TDで7点と加点し、早くも0-10とリードされる。
2Qはお互いにFirst Downが取れず、一進一退の攻防が続く。しかしSFの攻撃で、パス、ランの攻撃が決まってFirst Downを重ねる。そしてついに、タッチダウンパスが通って7点取る。これはQBのAlex Smithにとってプロ入り初のTDパスであった。ここで前半終了。
前半の途中、HoustonのQBのCarrが右ひじを痛めたらしく、後半からはBanksがQBとして出てきた。
3Qの最初のドライブでSFの攻撃がつながり、最後にFGが決まって3点。これで10-10の同点。しかし、その次のHoustonの攻撃ではBanksのロングパスが立て続けに決まりタッチダウン。これで10-17。その後しばらく攻撃権が入れ替わって、Houstonの攻撃。ここでBanksのロングパスをMike Adamsがインターセプトして、ロングランを決めてそのままタッチダウン!ここで17-17の同点。
4Qは一進一退の攻防が続き、得点はどちらも取れず。HoustonにFGの絶好のチャンスがあったが、キッカーのBrownが外した。
このままどちらも点が取れずOver Time(延長)に。ここでまたBanksのロングパスをAdamsがインターセプト。最後にNedneyがFGを決めて20-17で勝利!最後の最後に初の2連勝を決めてシーズンを終えた。
ま、とにかくどちらのチームも弱いという印象。Texansは確かに弱かったが、Carrが怪我しなかったら負けていたかもしれない。
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