New Orleansから帰ってきた。K-Paul's以外にもいろいろと美味いものがあったので、まとめてここで紹介したい。
New Orleansは今も完全にHurricane Katrinaの被害から立ち直ったとはいえない。今回滞在したフレンチクオーターは比較的被害が少ないということであったが、実際に歩いてみると開店できないショップやレストランがいくつもあった。ガイドブックには載っているTujague'sというレストランも閉鎖されたままであった。
まずはRed Beans and Riceというもの。これはRiver's Side というレストランで食べたCreole料理。右上の白いのがライスすなわち炊いたご飯。そこに赤豆を煮たものがカレーのようにかかっている。右下のは「ソーセージの開き」つまりソーセージを2つに割ったもの。煮た豆はまあまあだが、米があるので日本人には親しみがあるか。
これはCafe du Monde のBeignet(ベニエ)というもの。ドーナツのようなお菓子。ベニエはNew Orleansを代表するお菓子だが、この本家本元がCafe du Monde。この店はフレンチクォーターのDecatur Streetにある。半分オープンカフェのようになっていて、24時間営業しているという店だ。ここではカフェオレとベニエを頼むというのが定番だ。上の写真のように、ドーナツの上に「おびただしい量の」粉砂糖がかかっている。これを手でつまんで食べるとどうなるか?当然ながら砂糖がこぼれる。というわけで、この店はテーブルも椅子も床(といってもオープンカフェなので歩道と同じ石畳だ)も砂糖が散らばっている。最初入ったときは床は砂糖で粉だらけだし、机もなんとなくベタベタしているのだが、結局ここではベニエを注文してしまう。
次はGumbo(ガンボ)というスープ。クレオール料理を代表するもの。トマトベースで、ニンニクやらネギ、唐辛子などが入っているが、米とオクラが入っているのが特徴。これもNew Orleansを代表する料理だが、写真はカップとボウルで頼めるが、ボウルで頼むと1食分くらいはある。Gumbo Shop という店で撮ったもの。スープが美味しいのはもちろんだが、ご飯が入っているとこころが、雑炊のような味わいなので日本人に向くかも。
お次はAsian Cajun Bistro で食べたCajun Fried Rice、すなわちケイジャンチャーハン。ケイジャン流の味付けをしたチャーハンといったところか。トマトベースのチキンライスのような味付けというか、ま、そんなものです。アメリカではインド料理、中華料理はどこにいってもあるレストランで、どちらも妥協を許さないことで有名である。しかし、このような店ができるということは、Cajun料理の地位がそれだけ高いとうことか?
最後はPo-Boy's(ポーボーイズ)というもの。フランスパンを使ったサンドイッチ。これもある種のCagun料理の1つで、New Orleansを代表するファーストフードである。ちゃんとしたレストランでもこれを出すところもあるが、上の写真はBourbon streetのファーストフード店(名前は忘れてしまった)で買ったテイクアウトモノ。New Orleansの料理は美味いけど、さすがに最後には満腹になって、テイクアウトで済ませようということで買ったものだ。この写真のヤツはロースとビーフだが、ソースがCajunの味がする。エビ、カキ、ナマズ、ソーセージなどが入っているのが本流らしいのだが、この店にはナマズが入っているものはなかった。
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