シリコンバレーでも、アメリカとも関係ない話題。MYSTシリーズ購入 のエントリで書いて以来、まずURUから始めて、現在プレイ中である。
MYSTシリーズに共通する世界観、グラフィックス、パズルを解くいて行くストーリーはいいのだが・・・
今回問題なのは、完全3Dグラフィックス対応にしたことである。しかも相変わらず作りこんだ世界を提供してくれている。そのためものすごいデータ量になっている。ゲームを起動して、プレイヤー(セーブファイル)を選び、グラフィックスの場面が立ち上がるまでにえらく時間がかかる。3分くらいかな?一応こっちは2GHzのWindows PCにGeForceを搭載しているというのに。
さらにMYSTシリーズでは「接続」と呼ばれるワープが随所に出てくる。接続の書 Linking Book のページに触れると、その接続先の世界(時代)にいくことができる。その時、ブワーンという何ともいえない音がするのだが、それが「別世界に連れて行かれる」という不安感をあおる。この音がMYSTの第一作以来同じなのがファンにとっては嬉しい。しかしURUではここでまた次の時代のグラフィックスデータがロードされ、3分ばかり待たなければならない。これが興ざめなのである。
ゲームをクリアした人はお分かりだと思うが、現在の状況はレルトからエデル・ギラ、テレダーン、ガリーセンの3つを終わらせたところ。ここまでで気に入らないところが2つ。
- エデル・ギラの島のようなところに飛び移るところ
- ガリーセンの最後。旅の扉に行くときのジャンプ。
どちらも、がけみたいなところから飛び降りて小さな島に飛び降りるもの。要は着地点に狙いを定めて、助走して、適当なところでジャンプする。ということをしなければならない。失敗すると奈落の底に落ちるのだが、それでゲームオーバーにはならない。緊急措置が働いてレルトに戻ることになっている。しかしもう一度チャレンジしようとすると、まずレルトに戻るのに3分。またレルトからエデル・ギルなりガリーセンに接続しなければならないのでまた3分と、やたらと時間がかかってしまう。これがイライラの元である。特にガリーセンの方は、2番目の島から扉のある陸地の間に小さな岩場があって、最初はそこに飛び移るのかと思って何度も失敗してしまった。歩くと手前に落ちる、歩いてジャンプすると飛び越えてしまう。そして歩きジャンプのときにその小さな(ほんと、針みたいなんだ)岩場と目的の陸地の間に落ちるので、走ってジャンプすれば目的の陸地に届くということに気が付いたという次第。この間何度もロードを待たされた。
もともとMYSTシリーズはグラフィックスを使っても、3Dワールドではなかった。Exileではパノラマ画像が導入されたが、まだ移動は飛び飛びだったし、アクションも触れたりスイッチを入れるだけであった。しかし、URUになってからアバターを3次元空間で動かすようになった。これで違和感を感じるMYSTファンもいると思うが、それは許そう。いけないのは、タイミングといったアクションゲームの要素が入ったこと。MYSTシリーズはパズルを解くのが楽しいのであって、スーパーマリオみたいに障害物を飛び越えていくタイプのゲームではないのだ。
こっちはMYSTからのファンで今までずっとクリアしてきたから、何度もチャレンジしたが、人に進められてこのゲームを最初にやってたらクリアしないで諦めちゃっただろう。
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