Podcastingについて前回書いたのは、2月だったので3ヶ月ぶりになる。相変わらずラジオ感覚で聞いているが、iTunes Music Storeに登録されているPodcastingの番組数はかなり増えた。特に4月に始まった番組はたくさんある。日本のPodcastingはラジオ番組と連動しているパターンが多いので、4月の番組改編に合わせてということだろう。
最近iPod Tune Cast を買ったので車の中でも聞くことができるようになった。聞く時間が増えたので、聞く番組も増えている。聞かなくなったのもあるけど。
- ほぼ日刊イトイ新聞 Podcast
相変わらず「みうらじゅんワールド」が展開している。去年の7月に始まった番組で、当時は1970年の大阪万博とその時代を回顧するというものだった。愛・地球博にあわせたものだろうが、それが終わってからは「じゅんの恩返し」となって、みうらじゅんが「はまった」モノを回顧するというものになった。ウルトラQ、笑福亭仁鶴、チャールズブロンソンなど子供の時に見ていたもの(と言っても、さすがに見方が独特だ)から、らくがお、いやげもの、カスハガなど、最近本のネタにしたものまで語り尽くしている。そして5月4日にリリースされた「銅像」の回の最初で、「残り3回」と言っていたのであと2つ。客が入ったところで喋っているので、3回まとめて収録したものだろう。みうらじゅんの話は実生活ではほとんど役に立たないのだが、彼の熱い語りが面白い。恩返しシリーズが終わっても、何かの形でみうらのシリーズは続けて欲しい。 - 聴く日経
アナウンサー2人が日経新聞の見出しと、ピックアップ記事を読んで伝えるというもの。ある種のニュース番組なのだが、すべて日経新聞から読んでいるので経済、マーケットものが多い。日経新聞をサマライズしてくれるのなら、通勤時間に聞いていればいいのだが、それにしては時間が10分と短いのが困りもの。もうちょっと内容があってもいいと思うのだが。 - ストリーム・アクセス・スタンバイ
3月までTBSラジオのPodcasting954というところにまとまっていたが、元々は違う番組のPodcastingを同じ場所に置いていた。4月から番組ごとにリリースされている。スタンバイは森本毅朗が明日の朝刊を読むというのと、「ズームアップ」といってジャーナリストがニュース解説をするというもの。これまた時間が短いので車で聴くには不向き。アクセスは対談番組が多いのだが、田中康夫、二木啓孝、えのきどいちろうなど、結構名前の売れた人が喋っている。ストリームは「コラムの花道」ということで、コラムニストが日替わりで面白いことを喋ってくれる。この中では「タレント本収集家」の吉田豪が喋る有名人が昔出していた本の書評と、阿蘇山大噴火の裁判傍聴レポートが面白い。 - 唐沢俊一のポケット
Podcastingの紹介に「あの唐沢俊一」とあるが、私はと学会の本で知っているだけ。他にもいろいろ物書きをしていることは知っていたが、ラジオ番組までやっていたのは。ネタは「手帳」とか「ペン」とか地味なものばかりだが、話が尽きない。さすがは雑学王だ。
他にもたくさんあるのだが、残りはまた後日に。
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