以前の桜のその後 というエントリの中で、「San Francisco Giantsの試合をテレビで見ていたら、Travis Ishikawaという日系の名前の選手が出てきた」ということを書いた。今日彼のことを紹介した記事を、日刊スポーツのコラム で見つけた。
鉄屋多美子というスポーツライターが書いたもの。彼女が書いているように、1軍(メジャー)にいたのは5試合だけだった。彼のバックグラウンドなどはほとんど知らなかったのだが、このコラムでいろいろなことが分かった。
- Travis Ishikawaはシアトルで生まれた日系4世。「タカシ」という日本名も持っているが、日本語は喋れない。
- いつもは2AのConneticutのチームにいる。
- 今回一軍にあがったのは、正一塁手のLance Niekroが怪我をしたため、急遽守備要因として上に呼ばれた。
- 結局5試合に出て12打数6安打の大活躍。Niekroの怪我が治ったので、また2Aに落とされたが、これほど打つとは監督も思っていなかったとか。
これだけ打ってもまたマイナーに落ちるというあたりに、MLBの厳しさがある。しかしこういうアピールを続けることで少しずつメジャーに定着していく。次のチャンスに期待しよう。
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