以前、SVJETS とSVJETS Part 2のエントリで紹介したが、2週間に一度のこのToastMasterクラブに顔を出すようになった。自分で英語スピーチ能力を上げるのはもちろん、他の人のスピーチを見るのは面白いし、新しく友達もできる。
「いい所に入れた」と思っていたのだが、前回のミーティングの時にクラブの役員の交代があり、その際入会したばかりだというのに、Sergeant at Armsという役職に指名されてしまった。これは会長、副会長・・・と7人くらいある役職の中で一番下っ端の役職。ふつうは入ったばかりでは指名されないと思うのだが、「こいつはそう簡単に辞めないだろう」と見られて任命されてしまったのだ。
Sergeant at Armsとは簡単に言えば「用具係」である。毎回のミーティングの際に部屋をリザーブしたり、機材を整えたりする係り。SVJETSの場合、会場はいつもAdobeの本社で行われるのだが、そこでの部屋の予約はAdobeの人が手配してくれている。だからこんなものは楽だろうと思って引き受けることにした。ところが・・・
その日の会合の後で新しく会長になった人から、「トレーニングに行ってください。」と言われた。何でもToastmastersのクラブ役職にはそれぞれ責務のようなものがあって、Toastmastersの本部が主催するトレーニングに出なければならないと言う。シリコンバレーにはいくつもクラブがあって、本部のトレーニングも時々行われる。場所と日時で選ぶと、Yahoo!で行われる今日のトレーニングが都合がよかったので出ることにした。
事前にメールで申しこんでいたので、6時ごろにYahoo!に付く。101が意外にも空いていたので思ったよりも早くついた。Yahoo!には初めてきたが、とにかく広い。ビルディングCを見つけたが、社員ではないので中に入れない。しばし待っていると、中から開けてくれた。受付を済ませて部屋に入ると200人くらい人でいっぱい。「これでトレーニングできるの?」と思ったが、ここにはSergeant at Arms(SAA)の他にSecretaryやらPresidentなどすべての役職の受講者が集まっているのだとか。
最初に地区の代表者が挨拶をして、別の人が今日のトレーニングの重要性を説明する。その後、役職によって部屋が分けられる。我々SAAはこの大部屋で行うとのことだったので、部屋に残った。講師は初老のおじさん。SAAの役目は「会合のために部屋をセットアップします」「機材を整えます」ということを言っていく。さすがToastmasterだけあって、話がうまい。しかし話していることは知ってることばかり。まあ、それでも晴れて受講証をもらったので、「用具係」として認められることにはなった。
最近のコメント