以前テレビで見かけて、ここに書こうと思っているうちに忘れてしまったネタ。今日思い出していろいろ検索をかけてみたら分かってきた。
「世界じゃんけんチャンピオンシップ」というものだった。英語ではRock, Scissors, Paperと言う。石(岩)、紙、はさみ。すなわちグー、パー、チョキの意味だ。
世界大会とは言っても、日本から選手が出場したなんて話は聞いたことがない。たぶん物好きなアメリカ人だけなのだろう。実際にこの大会があったのは6月だったそうだが、テレビ放映されていたのはESPNというスポーツ専門ケーブルチャンネルであった。
You tubeにその様子がある。
- Rock Paper Scissors World Championships #1
- World Rock Paper Scissors Championships #2
- World Rock Paper Scissors Championships #3
- World Rock Paper Scissors Championships #4
- World Rock Paper Scissors Championships #5
まあ、何がすごいかと言うと「たかが、じゃんけんなのに」
- 全米の予選を勝ち抜いてきて、ラスベガスで決勝大会をやっている
- 白黒の縦じまの服を着たレフェリーがいる
- 優勝賞金が5万ドルも出ている
さらに上の1の中で、オフィシャルらしき女性が「正式な出し方」として、グーは90度の角度(手の平を縦にする)、パーは水平に(しかもこのパーは指を閉じて手の平を下に向ける)、チョキは垂直にと言っている。「これ以外は反則になります」だとさ(笑)。
全米じゃんけん協会はUSARSPといって、ウェブサイトもある。この協会にはイメージキャラクタもいて、そのプロモーションビデオなんてのもいる。
上のビデオの中で、観客が「今日はチャンピオン大会だからレベルが高い」などと言ってるのだが、じゃんけんが強いというのは一体どういう感覚なのだろう?読み合いか?日本ではじゃんけんは、誰も(大人も子供も)公平に勝ち負けが決められるということで日常で使われているものだ。それを「世界大会」を開いてみたり、勝負の前に精神統一をしてみたり、見れば見るほど奇異な世界なのである。
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