わざわざ作った5連休なので、カレー作りをすることにした。
このきっかけとなったのは、ラーメンの本。San Joseの紀伊国屋書店で「本気でつくる秘伝のラーメン」という本を買ってみた。プロのラーメン屋のラーメン作りを、家庭でも試してみようというコンセプトで書かれた本なのだが、とても真似できない。なにしろダシを作るにも、「巨大な寸胴鍋で鶏がらやら豚骨を20リットルの水で20時間煮込む」てな調子なのである。読んで面白い本なのだが、とても自分でやってみる気にはならない。
カレーはラーメンのダシよりは簡単である。実はスパイスから作る「本格的なカレー作り」はもう10年近く趣味でやっていて、思い出したころに作るのである。
たまねぎ丸3個を細かく刻んでフライパンで炒める。クミンシードを入れて香りつけをする。
1時間半くらいたったところ。茶色くなってくる。
たまねぎを炒め終わったら、スパイス、水、別に炒めた肉(鶏肉)を加えてさらに煮込む。
カレー作りはスパイスによる味付けがポイントになると言われるが、たまねぎを炒める部分に大きなポイントがある。スパイスも重要だが、レシピがあればスパイスの混合比は書いてあるので、大きく間違えることはない(私の使っているのは、レヌ・アロラ著「インド スパイス料理」という古い本である)。インド風のカレーでは小麦粉を使わないので、たまねぎがベースになるのだ。とにかく長時間かかるが、茶色く、あるいは黒くなるまで炒める。カレー作りは忍耐でもある。
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