今回の日本への旅行では東京に滞在しているが、今日から大阪に旅行している。久しぶりに新幹線に乗ったが、「ひかり」は少なくなり「のぞみ」に乗った。昔のぞみは名古屋だけに止まり、京都を飛ばして新大阪についていたが、今ののぞみは京都はもちろん、品川や新横浜にも止まる。まあ、スピードが増しているので早く着くのだが、停車駅がやたらと増えているのに驚いた。
今日のメインターゲットはなんばグランド花月に行くこと。漫才・落語が続いて最後によしもと新喜劇がある花月の公演だ。上の写真はNGKの正面。公演中は写真撮影禁止なので、撮ることはできなかった。
NGKに着いたのはショーが始まる2時間半前だったので、まずは昼食から。大阪といったら、けつねうどんでしょう。NGKのそばにあるひろ吉という店できつねうどんを食べる。
よしもと新喜劇には4回に1回くらいはうどん屋が舞台になった話が出てくるが、それくらいうどんは大阪の食文化の象徴なのだ。だし汁の色は薄く、味も薄め。きつねのアゲは甘い濃厚な味がする。
さて、2時半から始まった吉本の公演。平日の昼間だというのに、席は満席。立ち見が出るほどの超満員であった。アメリカにいるときにインターネットで購入していたので、前から2番目の席に座った。
前半の漫才・落語はザ・プラン9(9と言ってるがなぜか5人組の漫才)、ザ・ぼんち(なつかしい)、磯部スペシャル(これは若手の漫才コンビ3組をいじるというもの)、ジョニー広瀬(手品)、ティーアップ(知らなかったけど、若手というよりは中堅?)、今いくよ・くるよ(派手な衣装)、Franz Lery(曲芸)、桂きん枝(落語ではなく、まったくの楽屋落ちの話)、中田カウス・ボタン(相変わらずボタンの私生活をいじるというもの)。
新喜劇は学園もの。座長の吉田 ヒロが高校教師、池乃めだかが教頭、その腰ぎんちゃくのような教師に川畑泰史、中山美保が校長、浅香あき恵が理事長というもの。吉田ヒロの生徒の大島和久は元ツッパリだが更正しようとしている。同じ生徒の山田亮も不良で校内でカツアゲをやっている。しかし彼は浅香あき恵の息子で、親の前ではいい子を演じている。山田と大島を悪の道に引き込んでいるヤクザの島木譲二が高校にやって来て・・・というストーリー。まあ、学校の荒廃が問題になっているときにはこういうストーリーにしてくるんだなという印象。ベテランが多いので、出演者が濃かった。
その後、梅田に戻ってホテルにチェックイン。夕食は「大阪らしいもの」ということで、串カツ屋に行くことにした。梅田駅前にある食堂街に入り、その中にある松葉という串カツ屋に入った。カウンターとテーブルの立ち飲みのみ。カウンターには揚げた串が並んでいて、それを手元の皿に取って食べる。皿の前にあるのはソース。いわゆる「二度つけ禁止」というやつ。そのとなりにはキャベツがあって、これは無料で食べ放題。この手の串カツ屋は実に大阪らしい。誰かシリコンバレーに串カツ屋を開かないかな?
きつねうどん+吉本+串カツと、大阪濃度が高い1日だった。
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