リタイアメント

会社（Hewlett-Packard）から、2人の幹部が引退することになった。研究所所長（私のずっと上の上司）のDick Lampmanと、CFOのBob Waymanである。このクラスになると人事が新聞記事になるようだ。

• Tech Ticker の中のHP Labs Lampman to retire
• HP will start new year with new CFO

Dick Lampmanの引退は、先週末に発表となった。彼の引退は2007年中ということしか決まっていない。後任がまだ決まっていないためだ。今朝所内で本人が挨拶をしたが、やることはやったという趣旨のことを喋っていた。

Bob Waymanの方は後任CFOが決まっていて、今月つまり今年の終わりで退社する。Waymanはもっと前に引退する意思があったそうだが、Carly Fiorinaが会長・CEOを解任されて、Mark Hurdが来るまでの間、暫定CEOを勤めていた。CEOもCFOも後任が決まったところでようやく引退できる。

2人とも61歳とのことだから、日本に比べると若い。でもアメリカの会社の幹部ともなると、仕事は激務でその代わり給料はいいはず。早くリタイアしたくなるのだろうな。激動する会社の中で、2人ともHappy Retirementであったことが偉大なことなのかも知れない。