今日もまたOakland Coliseumに行く。AthleticsとGiantsの「ベイブリッジシリーズ」の3戦目。今年は3戦ともチケットを入手して、土曜日のゲームだけ会社の同僚に売れたが、日曜日のゲームは売れなかったので自分で行くことになった。野球を見ること自体は好きなのだが、これで3日連続でイーストベイに遠征となった(土曜日に行ったOrindaはOaklandよりも北にある)。
地元同士の対戦はファンの振る舞いを見ていても面白い。まずコアはGiantsファン、A'sファンは地元にあるもう一つのチームを極端に嫌う傾向がある。特にGiantsのBondsが出てくると、歓声とブーイングですごい騒ぎになる。一方両チームを応援する人も多い。A'sのユニフォーム(ジャージ)を着てGiantsの帽子を被っていたり、カップルで男がA's、女がGiantsの帽子を被る人もいた。
この写真は試合前のトレーニング中のBarry Bonds(25)と監督のBruce Bochy(15)。今年のBondsは4月は好調だったが、最近は調子が下降気味。打率は3割を割ったし、ホームランも11本で止まったままだ。他ではRay Durham(元Athletics)が怪我でこのベイブリッジシリーズには出てくることができなかった。今日の先発はMat Morris。
一方のAthleticsは怪我人だらけ。ピッチャーはEsteban LoaizaとRich Hardenという先発2人が怪我しており、さらにクローザーのHuston StreetがDL入り。さらに外野手のMark CotsayとBobby Kieltyに続いて、DHのMike PiazzaがDL入り。先週復活したはずのMilton Bradleyも欠場中だ。こういう時に力を発揮するのがGMのBilly Beaneだ。開幕の頃から、Shannon Stewart、Travis Buck、Jack Cust、Chris Snellingと外野手を次々にトレードで入れてきている。この中でJack Custが大当たり。5月だけでホームランを8本も打っている。去年までほとんどメジャーでの実績がない選手だが、マイナーの成績だけでこういう選手を発掘してくるところが、Beaneの真骨頂だろう。
このベイブリッジシリーズは、Athleticsが1戦、2戦を連勝した。第3戦はさすがにGiantsも負けられない。2回、3回に1点ずつとり、終盤にも加点して4-1で勝った。今日は先発のMorrisが頑張ったという試合だったかな。
地元の両チームにはそれぞれ頑張って欲しいのだが、まずAthleticsはEric Chaves、Bobby Crosby、Jason Kendallといった主軸の打率が低すぎる。今はCustとDan Johnsonら脇役が活躍して勝っているが彼らの調子がいつまで持つか分からん。Piazzaが帰ってくるまでにChavezが復活してくれないと。
Giantsはメンバーの高齢化が問題。Bondsが今年も現役続行したのは仕方ないが、今日の先発のWinnが32歳、Auriliaが35歳、Felizが31歳、Vizquelが39歳。Visquelなんか中心を打っているのならともかく、打率239で8番を打ってる。他に若手はいないのか?
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