今日は5月5日。日本では子供の日だが、アメリカでは、と言うより正確にはメキシコでは、Cinco de Mayoの日だ。去年は「San Joseでパレードを見た」という話を書いた。今年はMountain Viewにした。これは一昨日のSVJETS(Toast Master)の会合で、Bill(クラブの長老さん)がMountain Viewでこのイベントがあることを教えてくれたのだ。
こちらは会場となった公園(Pioneer Park)の入り口に作られた飾りもの。
去年のSan Joseに比べると、圧倒的にこじんまりしている。公園の中に出店がいくつか出ていたが、食べ物屋は1つ。あとは子供向けに顔にペイントできる店とか、おもちゃを作る店などであった。
会場の中央にこんなステージができていた。バンド(ギターみたいなの2人、トランペット2人、バイオリン3人)がメキシコの曲を演奏していた。上の写真では司会者の男が何か喋っている。
そのうちに司会者が「Mountain View在住のなんとかさん」と言って、1人の男を紹介した。それが上の写真の人。最初この人は子供を抱いて入ってきて、そのままマイクを持って歌いだした。しかし、抱いたままだと歌いにくいので子供を地面に下ろすと、子供がグズり出す。仕方ないのでまた抱き上げて歌った。
この人、歌がとても上手い。2曲目を歌い終わると奥さんが来て、子供を預かった。子供がいなくなった男はノリノリで歌い続けた。3曲歌ったら、周りの客が「もっと歌え」とアンコールをかける。そこでバンドの人と、「あの歌は歌えるか、この歌は演奏できるか」と相談して、最後に1曲歌っていた。San Joseの時は地元の議員やら公共機関がパレードの車を出していたが、このMountain Viewでも地元の警察署や消防署が出店を出していた。Cinco de Mayoがいかにこの土地に浸透しているかを物語っている。
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