MLBは明日月曜日に開幕する。日本でAthleticsとRedsoxの試合が公式戦として行われたが、あれは特別な試合。アメリカ本土では明日からシーズンが始まるのだ。
しかし今年は、ベイエリアの2球団(San Francisco GiantsとOakland Athletics)は全く期待されていない。
どちらも戦力補強がうまく行っていない。GiantsはBarry Bondsがいなくなった後の主砲が不在である。松井秀をトレードで獲得するという話があったのだが、交換要員に若手期待のピッチャーを要求されてトレード話が潰れてしまった。Vizquelという41歳になる三塁手は残っており、若返りが進んでいない。一方のAthleticsはエースだったDan Harenと3番打者のNick Swisherをトレードに出し、代わって採ったのは3Aクラスの若手がたくさん。本来4番に入るはずのChavezは腰を痛めて日本遠征にも参加できなかった。HarenとSwisherを出した時点で、GMのBilly Beaneは長期的な再建に出たことは明らかで、今年はもう諦めているのだろう。
今日の新聞(San Jose Mercury News)に、スポーツ担当の記者が今年の予想をしているのだが、地元の記者なのにGiants、Athleticsに厳しい。Giantsの予想はすべてNL西5チーム中で5位、AthleticsもAL西4チーム中、3位か4位というもの。特にGiantsは100敗以上するという記者が5人中2人もいる。
今年は日本人選手がたくさんMLBに挑戦してきたが、CubsやRoyalsの方にいってしまった。地元にはいないのかと思っていたら、Giantsの藪恵壱が開幕ロースターに残った。たぶん先発ではなく、中継ぎになると思うが頑張ってもらいたい。
去年までA'sのゲームで22試合分のチケットを買っていたのだが、今年は辞めた。代わってGiantsの6試合パッケージを買ってみた。A'sの試合も選んで見に行くつもり。
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