今週は土曜日に料理。今回は新聞に載っていた料理に挑戦したが、正直なところ失敗してしまった。
これは前回タマリンドでパッタイを作る という記事の中で購入したタマリンド。あのパッタイは初めて作ったわりにはうまくできた。でも、タマリンドを箱で買ったので、かなり余っていたのだ。
他に使い道がなくて困っていたのだが、水曜日(26日)の新聞San Jose Mercury Newsの生活版に、COOKING WITH TAMARINDという文字が載っていた。「タマリンドで料理」という見出しの上に、Salmon Skewer(鮭の串焼き)の写真が載っていた。タマリンドはその鮭につけるソースの材料だ。タイレストランに行くと、茶色のゴマダレのようなものがついている。あれはなんとなく甘い味がするのだが、それがタマリンドなのだ。
今回は鮭ではなく、鶏の胸肉を使うことにした。ソースが肝心なのだ。例によって、タマリンドの実を殻から取り出して、鍋で煮詰める。ソースはまずオリーブオイルでタマネギとにんにくを炒める。タマネギが柔らかくなったら、そこにカレー粉、酢、赤ワイン、コーンスターチを入れて熱し、さらにタマリンドの茹で汁と砂糖を加える。
これを煮詰めていくと、このようになる。新聞の写真だともっと薄い色なのだが、タマネギを炒めるとどうしてもこうなっちゃうなあ。本当はこれをミキサーに入れてタマネギの粒を潰してぴゅレー状にしなければならないのだが、今使えるミキサーがないので、ここで完成とする。
一方で、鶏肉は一口大に切って、まずピーナッツオイルに漬け込む。これを串に刺して焼く。
ということで今週は簡単。しかし・・・・
一口食べた感想は「すっぱい」。何しろ酢が多すぎる。レシピには白ワイン酢を1カップと書いてある。作る前から「これは多すぎるのではないかな?」と思っていた。熱していると、タマリンドのにおいより、酢の刺激臭が強い。においは熱しているうちに消えたが、味は残っていた。タマリンドの甘さがまったく死んでしまった。
1 Cup ではなく、1 Table spoonだったのじゃないのか?
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