また久しぶりの更新になってしまいました。
MLBのChicago Cubs(福留がいるチーム)のオーナーであるChicago Tribune紙が倒産したというので、Cubsは売りに出されることになった。でもMLBで、しかもChicagoのような大都市の球団であれば誰かが買うだろう。
しかし、リーグごと休止になるスポーツがでてきた。それがアリーナフットボール、AFLである。
アメリカではNFL(アメリカンフットボール)、MLB(野球)、NBA(バスケットボール)、NHL(アイスホッケー)の4つが「4大スポーツ」として人気がある。NFLは32チーム、他は30チームあって、全米、中にはカナダにもチームがある。
これらよりも人気で劣るが、そこそこ活動しているのがMLS(サッカー)、NLL(ラクロス)、WNBA(女子バスケットボール)、そしてAFL(Arena Football League)である(あった)。
AFLはその名のとおり室内で行うアメフトである。フィールドは50ヤードだからNFLの半分、人数は1チーム8人(NFLは11人)だが、基本的な動きはNFLと同じでオフェンスとディフェンスに分かれており、オフェンスがパスやランでボールを進めて、タッチダウンを狙うというもの。
San JoseにSabercatsというチームがあって、NHLのSharksと同じHPパビリオン(San Jose Arena)を本拠地にしている。そこそこ強くて人気もあった(私は見に行ったことがなくテレビで見た程度だが)。
今回はAFLというリーグ自体が、2009年シーズンの取りやめを決定したという。もちろん不況が原因だ。おそらくプロスポーツに必要なスポンサー契約が取りにくくなっていたのだろう。「2010年には復活させる」と言っているが、その可能性は低い。
フットボール(NFL)は激しいスポーツなので怪我が多い。高給はとっているが選手寿命は短い。またファーム(マイナーリーグ)がないので、怪我や不調でまったく活躍できない選手も多い。そういう選手たちの受け皿になっていたのがAFLであった。AFLはNFLとは独立した組織ではあるが、NFLにも影響が出てしまうのではないか?
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