先日デジタルカメラを買い替えた話を書いたが、PCのディスプレイも買い替えた。以前のものはGreen Houseというメーカーの15インチのLCDだったが、10年近く使ってきたため、フリッカーが増えてきた。これでは目に悪いので買わざるを得ない。
ということで、前のディスプレイの思い出、新しいもののを買った話、古いものを捨てた話の三題噺。
前のGreen House社のLCDは、今から10年ほど前に購入した。その前までCRTタイプのものを使っていたが、さすがに場所を取るのでLCDに変更することにした。しかし当時はまだ液晶ディスプレイは高く、10万円以上するのは当たり前だった。秋葉原のバッタ屋を探し歩いて、ようやく10万を切る奴を見つけた。これがGreen Houseの15インチのディスプレイだった。ディスプレイのまわりの「縁」が2センチくらいあって、非常に格好の悪いものだった。安物だったが長持ちしてくれた。
しかし10年近くたって、チラツキも出始めた。これは目に悪いということで、買い替えを決意。さすがに15インチのLCDなんて今時ない。19、21インチといった当たりが狙い目だろう。ウェブで値段を調べると、19インチで180ドルくらい。自社の従業員割引というのを調べてみたら160ドルを切るくらいのものもある。昔に比べると安くなったものだ。「液晶の値段は歩留まりで決まる」と聞いたことがある。作った液晶のうち、いくつか画素が潰れていたらその製品は出荷できない。画面が大きくなると検品に通る可能性が極端に減って、そのために高くなる。そう考えると、10年前から製造技術が格段に進歩して、歩留まりが上がったのであろう。
そして先日、自宅で取っているSan Jose Mercury Newsという新聞の、広告欄を見ていたら、Fry's(電器量販店)で19インチのディスプレイに109.99ドルという値段がついていた。「これは底値だろう」ということで自宅のそばのFry’sに行った。ディスプレイが展示してあるところにはなかったが、PCの展示のところに置いてあった。店員は「あと30ドル出せばあっちのSamsungのが買えます」と言っていたが、初志貫徹でこのVison社のものを109.99ドルにて購入。10年ぶりにまた安物買いをしたわけだが、前のものが古すぎたこともあって、これで十分満足。以前のものが小さかったので、19インチでも十分でかい。
さて、あとは古いディスプレイの廃棄。タダで持っていってくれる人がいたら上げたいのだが、フリッカーが出ているのでさすがに人様には譲れない。捨てるしかないのだが、モノが大きいので持っていってもらえない。そこでSunnyvale市にあるSMaRT Station(Sunnyvale Materials Recovery and Transfer Station)に持っていった。
これは市が運営する廃品処理場。ディスプレイの他にデスクサイドに置く引き出しのようなものを持っていったのだが、こちらは16ドル取られた。ディスプレイは金は取られず、丸いラベルを貼られて、「リサイクルのところに持っていけ」と言われた。リサイクル廃棄場は缶、ビン、新聞紙など仕分けされた廃棄場があって(これらのものは市内に住んでいれば自宅から回収してくれる)、その中にコンピュータ関連の捨て場もあった。古いPCやら電源があって、そこにGreen Houseのディスプレイも廃棄してきた。引き出しはリサイクル廃棄場のさらに奥にあるゴミ処理施設に置いてきた。どちらかというと、こっちの方が引き取り手がいるような気もしたが。
ほう、SMaRTなんていう場所があったのですね。
私は、古いものを処分するときは、Donationしてました。
そのリサイクル場は、古い部品探しをしたい人には良いかもね。
投稿情報: TAM | 2008-12-07 11:06
アパートから一軒家に引っ越してから、ゴミ出しに苦労してます。
>そのリサイクル場は、古い部品探しをしたい人には良いかもね。
これはちょっと厳しいかも。
新聞紙やプラスチックバッグ(ビニール袋)はゴミ箱に入っている。
家具類は周りに何もないところに置いたので、すぐに処分されるのでしょう。
コンピュータ関連のものは動くのかどうか分からないような古いものばかり。
投稿情報: Jabroni | 2008-12-08 10:44