アメリカにいて、生の落語が聞けるのはありがたいこと。最近はもっぱらポッドキャストで聞いているが、この圓橘師匠と、三遊亭歌橘師匠(前回来たときはまだ二つ目で「あし歌」という名前だった)が来たときには見に行くようにしている。
圓橘師匠は今回が6回目で、今日の司会者の紹介によれば、最初は2001年のテロ事件の後、ニューヨークの日本人を励ますためにアメリカで初めて公演を行い、その後定期的にニューヨークと西海岸のサンノゼで公演をするようになったそうだ。今はサンノゼ近辺の日系レストランと日系スーパーがスポンサーになって、会場を借りたり師匠の旅費を出しているのだそうだ。頭が下がる思い。
日本では裁判員制度が始まるので、「そのアピールのために裁判をテーマにした落語を演じることがよくある」というので、今日の2題目の「鹿政談」を紹介された。まあ、確かに裁判の噺なのだが、温情のために真理を曲げたような話。いいのかなあ?
最後は相撲甚句を披露された。これは初めて聞きました。
前回日本に行った時に、寄席に行く時間が取れなかった。機会があったら行きたいが。
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