チリは毎回Killer Chiliという本を参考に作っている。この本はアメリカ全国のレストラン50軒のチリのレシピを紹介するというもの。今回は16ページに掲載されているNew Hampshire州PortsmouthのPortsmouth Breweryという店のレシピから。材料は
- 1 tablespoon canola oil
- 1 pound ground chorizo sausage
- 1 pound lean ground beef
- 2 cups diced onions
- 2 cups diced green bell peppers
- 1/4 cup minced garlic
- One 48-ounce can chopped tomatoes
- 1 tablespoon ground cumin
- 1 tablespoon ground coriander
- 1 tablespoon chili powder
- 1 teaspoon cayenne pepper
- 1 teaspoon kosher salt
- 12 ounces Smuttynose Old Brown Dog Ale or another English brown ale
- 4 cups of cooked kidney beans, drained
13のところに唐突にビールの製品名が出て来るのが面白い。SmuttynoseというのはNew Humpshireの地ビールらしい。これは肉を柔らかくするために入れるもので、エールビールなら何でもいい。2は「挽いたチョリソソーセージ」は要は腸詰めする前のソーセージというものか。そんなものは打ってなかったので、生のソーセージを買ってきて中を出して刻むことにした。
7の「細切れトマト」は48オンス(1360グラム)なのだが、以前Costcoで買ったトマトの缶詰は106オンス(3キログラム)と大型のもの。ということで、材料をすべて2倍にして、20人分のチリを作ることになった。
もう1つ、今回いつもと違ったのは、14のRed Kidney Beans。これは日本語では金時豆と言うものらしい。いつもは缶詰を使うのだが、以前購入していた生のビーンを使うことにした。生の豆を茹でて柔らかくしなければならない。大豆や黒豆のように、湯で吹きこぼして弱火でコトコト煮る。2時間ばかり茹でて芯がなくなったと思って(実は待ちきれなくて)、チリに投入。最初はまだちょっと硬かった。それでも何度か煮ているうちに、ちょうどよい硬さになって、うまいチリになった。
このチリの特徴は、クミン以外に9のコリアンダーを入れるということ。チリはクミンの味だが、これが入ることでちょっと変わった味になる。クミンと同じ分量だが、クミンが多い方がチリらしくなると思う。
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