日本にいる時(10年前)は、「煙火打揚従事者手帳」、いわゆる花火師の資格を持っていた。それくらい、花火に没頭していた。
両国に花火の博物館があるという話は以前から聞いていたが、今回の里帰りでようやく訪れることができた。
場所はJR両国駅から徒歩10分もかからないところ。住友不動産ビルの1階の一角にある。
入場料は無料。広さは8畳ほどかな?中に入ると、上のような打ち揚げ筒の現物が並べられている。最大のは尺玉の筒だ。
そして玉の模型も並んでいる。右にあるのは八重芯菊の断面図。この花火は日本にしかない芸術品で、アメリカにいるとなかなか見ることができない。
その他には隅田川花火大会の歴代のポスターが並んでいる。両国は隅田川のそばなので、地元ということもあるのだろう。
私は1人で見ていたが、後から来た初老の夫婦に学芸員らしきオジさんが展示物の解説を始めた。ご夫婦が帰った後、学芸員と話した。
この資料館は入場無料だが、中に飾られているものは貴重なものばかり。長く続いて欲しい。
最近のコメント