今回の材料(10皿分)は、
- オリーブオイル(調理用)
- イタリアンソーセージ 0.5ポンド
- 牛挽肉 2.5ポンド
- 玉ねぎ 3個、さいの目に切る。
- ニンニク 1かけ、刻む
- トマトの水煮缶詰 28オンス
- トマトペースト 6オンス
- 赤ワイン 0.25カップ
- レモンジュース 大さじ2
- Wild West Chiliスパイス(下記参照)
- 塩 大さじ1
- パセリ 刻んだものを0.25カップ
- ディル 0.25カップ
- ビーフブロス 1.5カップ
- キドニービーンズ缶詰 16オンス
- サワークリーム、チェダーチーズ(オプション)
このWild West Chiliスパイスは以下のスパイスをブレンドしたもの。
- チリパウダー 0.25カップ
- 粉末クミン 大さじ3
- 乾燥粉末バジル 大さじ1
- 乾燥オレガノ 大さじ1
- 黒胡椒 小さじ1.5
- 塩 小さじ2
単位がアメリカ式だが、大さじは日本と同じ。1ポンドは453グラム、1オンスは28グラム。1カップは日本では200ccだが、アメリカでは250cc。
今回のメニューの特徴は、野菜のセロリやベルペッパーがないこと。これらは一応スープの具に当たるもの。またキドニービーンも少ない。今回は実質1缶だが、ふつうは2、3缶使う。今回はこの代わりにタマネギを3つ使うのが特徴。
第2の特徴は水を使わないこと。水分は、ワインとビーフブロス、少量のレモンジュースくらい。
第3はスパイスを大量に使うこと。チリのベースはクミンだが、大さじ3て多くないか?塩や胡椒もふつうは適量だが、今回はいきなり小さじで1.5とか2杯を計量して入れてくる。
これもこのレストランの特徴ということで、レシピ通りに作る。とは言っても、作り方は簡単。まず肉類を炒める。
前回ほどではないが、牛肉2.5ポンドと言ったら1キロを越える。これがバラバラになるまで炒める。ソーセージもついでにこの鍋で炒めた。ソーセージは歯ごたえのある具となる。
ソーセージは途中で取り出して、小さく刻む。このステップで重要なことは、挽肉から出る大量の脂を取ること。これを取っておかないと、チリが脂っぽいものになってしまう。
肉を炒めたら、玉ねぎを投入。
玉ねぎ3個も入れたら、フライパンからあふれてしまった。そこでここから寸胴鍋に移動。玉ねぎが透けてきたらOK。次は「残りの材料をすべて加える」。このあたりが大雑把。
今回のメニューは水分が少ないため、この寸胴鍋の半分以下の量になってしまった。とにかく、スパイス類、ワイン、レモンジュース、ビーフブロス、キドニービーンをすべて入れて、あとはひたすら煮込む。レシピでは30分も煮込めばOKとある。
そして完成
まず味わってみると・・・やはり辛い。パセリとディルが足りなかったので、ちょっとレシピより少なかった。しかし今回のレシピは全体量に比べてスパイスの量が多いので、辛いのは当然。パセリやディルが増えても辛さはそう変らないだろう。特に多いのが黒胡椒。これは小さじ半分くらいでいい。塩も半分くらいでいいかな。クミンは好みかな。私は辛いものが好きなのでこれくらいでもOKだが、マイルドがお好みならもうちょっと減らしてもいいかも。
今回の特徴は上に書いたように、セロリとベルペッパーを入れない。代わりに玉ねぎが多く、水煮トマトは半分にカットした程度であまり細かく切っていない。さらにイタリアンソーセージが入る。挽肉が細かくなってしまうので、これらのおのが大きめの具になる。
ソーセージは好みがあるだろう。今回のイタリアンソーセージは結構粗挽きで、香草が入っているタイプのもの。個人的にはソーセージは肉だけのタイプが好き。チリの味の基本は挽肉とクミンだが、ソーセージは「歯ごたえ」という重要な役割がある。ソーセージの種類や、どれだけ細かく切って入れるかで食べた感覚が変ってくる。
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