今回のレストランはMissouri州St. LouisにあるMeriwether'sというところ。このレストラン自体のサイトはないようだ。レストラン紹介サイトではTrip AdviserやUrban Spoonで紹介されている。
今回の材料(10皿分)は、
- キャノーラオイル(調理用)大さじ2か3杯
- 玉ねぎ さいの目に切って0.5カップ
- ポブラノチリ 素焼きして種を取り細かく刻んだものを0.5本分
- セロリ 1本
- 赤ベルペッパー さいの目切りして0.5カップ
- バイソンの挽肉 1.25ポンド
- ダークチリペッパー 大さじ4杯
- 粉クミン 大さじ0.5杯
- カイエンペッパー 小さじ1杯
- トマト さいの目の缶詰 52オンス
- キドニービーン 缶詰52オンス
- ブラックビーン 缶詰52オンス
- トマトジュース 3/4カップ
まず問題はバイソン(Bison)。辞書によれば「アメリカヤギュウ(野牛)」というもの。アメリカ大陸にはバイソンがたくさん生息しており、アメリカでは肉がスーパーマーケットでも売られている。
こんな形で売っている。1袋1ポンド。レシピより0.25ポンド足りないので、今回は野菜を増やして誤摩化すことにする。
それとポブラノチリ。これは唐辛子の一種。
この写真の左の緑色のペッパーを使った。右はレッドベルペッパー。
まずは、野菜類を細かく刻んで炒める。
こんな感じ。次にバイソンの挽肉を入れる。
玉ねぎが透明になり、肉が茶色になったらOK。例の鍋に移し替えて、トマト、ビーンを加えて煮込んで出来上がり。
まずバイソンの肉だが、色合いも味も牛肉とほとんど変らない。でも、見た目以上にリーン(脂身が少ない)。いつもは脂がいっぱい浮いて来てそれをすくい取るのだが、今回はほとんどその必要なし。
バイソンの肉は炒めているうちにほとんどボロボロとほぐれて固まりはなくなる。その代わりに豆(キドニービーンとブラックビーン)が歯ごたえの主役になった。
スパイスだが、チリペッパー大さじ4、クミン大さじ1。さらに水を入れず、塩もなし。入れないと味わいが出ないし、チリペッパーが多すぎる。しかし、これが非常に美味。クミンが少ないのにチリっぽい味になったのは不思議だ。チリは奥が深い。
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