Superbowl XLは2月5日、Detroitで行われた。NFCチャンピオンのSeattle SeahawksとAFCチャンピオンのPittsburgh Steelers。Seahawksが文字通りのNFCの横綱だったのに対して、Steelersは後半盛り返してプレイオフに6位で参加。Wild Cardから勝ち抜いて強豪を倒してきたのは前に書いたとおり。
このゲームはSteelersの若きQB(23歳)のRoethelesberger対Seahawksのディフェンス、SeahawksのMVPランニングバックのAlexander対Steelersのディフェンスなど、注目がいくつかあった。
試合はまず第1Q、Seahawksの攻撃でQBのHasselbeckからJacksonにTDパスが通る。しかし、ゴール内で直前に相手ディフェンスを押しているのペナルティを取られて、このTDは無効に。その後SeahawksがFGで3点を取る。2QのSteelersの攻撃。オフェンス側のファウルで10ヤード下げられ、さらに次のプレイでQBがサックされて3rd and 28ydsとディフェンス有利な状況になる。しかし、そこでRoethlisbergerの投げたロングパスはSeahawksのゴールまで3ヤードという絶好の位置まで運ぶ。ここからSteelersはRBのBettisを使って2回ランプレイで攻めるが、Seahawksのディフェンスに止められる。3回目にQBのRoethlisbergerが飛び込んでTD。しかしこのTDはRoethlisbergerがゴール前で倒れてボールを地面につけてから手を伸ばしてゴール線のあちら側に押し込んだように見えた。当然Seahawksのチャレンジ。しかし倒れる前に空中でボールがゴールラインを越えていたということでこのTDは認められた。3-7で前半終了。
ハーフタイムでRolling Stonesのコンサートが行われ、3曲ばかり歌う。
3QはSteelersの攻撃から始まったが、2プレイであっという間のTD。これで14-3。3Qの後半、SeahawksはStevensへのTDパスが決まる。これで14-10。4Q開始後またSeahawksが攻め込んでいいところまで行ったが、Steelers陣内で痛恨のインターセプト。これで流れがSteelersに傾く。その後の攻撃でSteelersがTDを上げて21-10。この時点での11点差は決定的。そのまま時間がなくなってSteelersの勝利となった。
Seahawksにとっては1QのTDが無効になったのと、FGが2つ失敗(距離があったが)したのが痛いところであった。
この日は友人の家でSuperbowlを見た。アメリカではSuperbowlは友人宅で集まってワイワイ騒ぐ。今回は日本人の家で見たが、上のようにトルティーヤチップス、野菜スティックにビール、ワインなどをそろえてテレビの前に座った。今日のホストは昔Seattleに住んでいたことがあったので、大のSeahawksファン。長年の夢のSuperbowls進出を果たしたということで気合が入っていたが、敗戦によるショックも大きかったようだ。
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