食事制限も1週間を越えて、朝の血糖値は100mg/dlまで減らすことができた。これまでは「血糖値を正常にする」という目標があったわけだが、これを達成すると、今度はキープしなければならない。
いずれにしても、この糖尿病治療(食事制限)をやったおかげで、食品に対する知識ができて、興味も湧いて来る。
これがアメリカの食品には必ずついている、成分表示(Nutrition Facts)。肉とか野菜のような生鮮食料品にはないが、パッケージ製品にはこの表示が義務づけられている。
左のはGhirardelliのチョコレートのもの。最初に注目するのは、Serving Size。同じチョコレートでも1人1回分のものもあれば、何人かで分けるくらいのものもある。そこで、1人1回分がどれだけに当たるかが、ここに書かれている。このチョコレートの場合、3枚44グラムが1回の目安となる。
全44グラム中、脂肪分(Fat)は17g含まれている。コレステロール(Cholesterol)は10mg、ナトリウム(Sodium)が70mg。
糖尿病治療で気をつける炭水化物はその下のCarbohydradeは22gということになる。
炭水化物を15グラムで1ユニットという計算をするなら、2枚で1ユニット、4枚なら2ユニットで計算できる。間食でこのチョコレートを食べる場合は、お茶(炭水化物ゼロ)とこのチョコレートを4枚食べればよいということになる。
カロリー計算をする場合は240kcal。これは3枚での量なので、1枚あたり80kcalとなる。
講習の2回目では糖尿病治療だけではなく、「健康のため」ということで、脂肪分の摂り方も指導された。Total Fatの下のSaturated Fat(飽和脂肪)、Trans Fat(トランス脂肪)。
コレステロールが気になる場合は、飽和脂肪が1日に20グラム以下になるようにすると言う。トランス脂肪は今や悪の代名詞のように言われているもので、ニューヨーク州では禁止されているのだそうだ。この講習のあと、スーパーマーケットでいろいろ見てみたが、ほとんどの食品で、トランス脂肪は0グラムだった。
ちなみに、炭水化物を減らしたことで、「ローカーボダイエット」の食事に近くなった。おかげで2キロばかり体重が減った。食事だけでなく、運動(Wii Fit)もやったのがよかったか。
生活習慣病は食事の影響も大きいですが、規則正しい生活も重要な要因です。夜型の生活は危険度が高まります。(交感神経/副交感神経によるホルモンバランスなど)
投稿情報: ちゅう | 2009-03-13 09:24
> 夜型の生活は危険度が高まります。
確かにそれはあるんだろうね。アメリカに来て、一番変わったのは「飲みに行く」ことがなくなったこと。この点ではアメリカの方が健康的。
一方東京で電車通勤していると、乗り換えやら何やらで無意識のうちに歩いている。一方シリコンバレーでは車でないと通勤できないところがほとんど。そんなわけで自然と歩かなくなる。
いずれにしても、健康に気を使わなければならない年齢なので、環境に応じていろいろやってます。ちゅうも気をつけてね。
投稿情報: jabroni | 2009-03-13 12:15