Thanksgivingの休みが終わった。これはアメリカにある休日で、毎年11月第4木曜日から日曜日までの4日間が連休になる。アメリカ人にとってのThanksgiving Dayは家族と会う休日。日本で言ったらお盆と正月に田舎に帰るような感じである。田舎の実家に帰ったり、逆に家族を招く人が多い。そこではターキー(Turkey、七面鳥)を丸焼きにして食べるというのが慣わしとなっている。
Thanksgiving Day Weekのもう一つの顔は、「セールの始まり」である。冬の間、家に閉じこもっている人を引っ張り出すために、デパート、スーパーマーケットでは冬の間割引セールを行うのだが、このThanksgivingの2日目の金曜日がセールのスタートとなる。たいてい木曜日は店を閉じてセールの準備をして、金曜日の早朝5時とか6時に開店すると、店の前に行列を作っていた人が一斉に店になだれ込むというのが、この季節の恒例行事で、新聞やテレビのトップニュースとなる。日本で言うと「初売り」みたいなものだが、朝5時というのはやはり気合が入っている。
金曜日の朝刊には、これでもかというくらいのセールの広告が入ってきて新聞も重くなるのだが、さすがに朝5時に行って並ぶ気はしない。午後から近所のショッピングセンターに行ってみたが、まず駐車場の前に車の列ができていて、警備員が誘導していた。
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