昨日は会社の部署の忘年会があった。部署というのはLabという単位なのだが、50人から60人くらいいるだろうか。そのうち40人以上の人間が参加した。
場所はSpaltiというイタリア料理店。ここは先週も面接の学生と来たところ。確かに美味い店だが続けていくのはなあ。面接の方を別の店にすればよかった。写真はPetto di Pollo Rosmarinoという鶏の胸肉の料理。
アメリカの会社でも「忘年会」をやる。最初にLabのディレクター(女性)が、「今年1年ご苦労様でした」というような挨拶をする。会社の業績がどうだったとか、このLabから特許や論文がどれくらい出たというような話をする。このあたりは日本の会社の忘年会と同じだ。違うのは、夜ではなくランチであるということ。夜に強制的なイベントはほとんどない。夜はやっぱり家庭に戻るというのがこちらのスタイルなのか。あるいは車なので酒が入りやすいディナーは避けているのだろうか。もっとも昼でも運転せず、誰かの車に乗ってきた人は平気で飲んでいるのだが。
忘年会に当たる言葉が「Holiday Celebration」となっているが、これは新しい言葉だ。昔はおそらくChrismas Partyとなっていたはずだ。ところが世界中から人が集まっているシリコンバレーでは人種も宗教もさまざま。キリスト教のお祭りのクリスマスを前面に出すことが出来なくなっているのだ。12月後半のクリスマスシーズンはホリデーシーズンになり、クリスマスパーティーはホリデーセレブレーションと言い換えるようになった。
でも、クリスマスプレゼントの習慣は残っている。今回は部署の予算でいくつか景品を買って、抽選で当たるというもの。景品は全部で20個くらいなので、出席者の半分くらいは当たる。まず全員に番号つきのチケットが配られる。その半券を引いて行く。景品には、サンタの置物とか、チョコレートの詰め合わせとか、ワインがある。1等とか2等などのランクはなく、当たった人が順番に選んでいくという手法。
予想通りワインばかりが残って行った。私は最後から2番目にようやく当たったのだが、この時にはワインしか残っていなくて選択の余地はなかった。
SonomaのKeller EstateというワイナリーのChardonay。上司の言によれば、Wine Spectatorという雑誌で高得点を取ったワインらしい。
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